「ゆっくり遊戯王ch」(登録者数1.56万人)よりご紹介します。
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今回紹介する動画は、使い道のないコンタクト融合の紹介です。
融合召喚の方法は数多くあり、その中で最弱と言われているコンタクト融合を解説します。
コンタクト融合とは
まず、コンタクト融合ってどんな融合何だろう?
コンタクト融合は、融合カードを使わず、場に素材が揃えば融合することができるものだね。
コンタクト融合は、融合カードを使用せず場に必要な素材が揃えば、融合をすることができます。
コンタクト融合はシンクロ召喚やエクシーズ召喚の感覚で使用できます。
しかし、コンタクト融合を行えるのは《E・HERO ネオス》とその仲間のN(ネオスペーシアン)だけになっています。
コンタクト融合召喚ができるモンスターの共通効果がテキストに記載されており、「自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる。」となっています。
ここでの「上記カード」とは、素材となるモンスター名が記載されています。
最弱と言われているのは、共通のデメリット効果を所持しているからです。
コンタクト融合のモンスターは、エンドフェイズ時にEXデッキに戻すという効果を持っています。
そのため、このデメリットを持つコンタクト融合のモンスターは最弱と言われてしまっています。
E・HERO グラン・ネオス
2006年11月に発売された「STRIKE OF NEOS」で登場したカードです。
E・HERO グラン・ネオス
「E・HERO ネオス」+「N・グラン・モール」
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す事ができる。
また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。
条件無しで相手フィールドのモンスターを手札に戻すことができるね。
コスト無しで相手モンスターを手札に戻すことができるけど、やはりエンドフェイズ時にEXデッキに戻るのが痛いね。
《E・HERO グラン・ネオス》は、攻撃力2,500・守備力2,000の融合・効果モンスターです。
《E・HERO ネオス》と《N・グラン・モール》を素材にすることで、コンタクト融合することができます。
《E・HERO グラン・ネオス》は、1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を手札に戻すことができます。
コスト無しで相手モンスター1体を手札に戻すことができますが、コンタクト融合モンスターの共通効果で足を引っ張ってしまっています。
また、素材になっている《N・グラン・モール》は、発動条件は異なりますが、《E・HERO グラン・ネオス》と同じ効果を持っています。
差別化で使うことができますが、わざわざコンタクト融合せず《N・グラン・モール》を使う方がメリットが大きいということになります。
E・HERO ブラック・カオス
2006年5月に発売された「POWER OF THE DUELIST」で登場したカードです。
E・HERO ブラック・ネオス
「E・HERO ネオス」+「N・ブラック・パンサー」
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、選択したモンスターの効果は無効化される (この効果で選択できるモンスターは1体まで)。
また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。
選択したモンスターの効果を無効化にできるけど、強さが感じられないね。
効果対象に魔法・罠カードもあれば、より多くのプレイヤーに使われていたかもしれないね。
《E・HERO ブラック・ネオス》は、攻撃力2,500・守備力2,000の融合・効果モンスターです。
《E・HERO ネオス》と《N・ブラック・パンサー》を素材にすることで、コンタクト融合することができます。
《E・HERO ブラック・ネオス》は、フィールド上の効果モンスター1体を選択し、自身がフィールド上に表側表示で存在する限り、選択したモンスターの効果を無効化にすることができます。
この効果は、選択したモンスターの効果を無効化にするだけで、攻撃を封じるなどの効果がないため、罠カードの《無限泡影》や《デモンズ・チェーン》で良いという考えになってしまいます。
しかも、コンタクト融合の共通効果であるエンドフェイズ時にEXデッキに戻るという効果があるため、《E・HERO ブラック・ネオス》が持つ効果と噛み合っていません。
そのため、わざわざ《E・HERO ネオス》と《N・ブラック・パンサー》を消費して、《E・HERO ブラック・ネオス》を出す必要がないカードになってしまいました。
この他にも3枚、使い道のないコンタクト融合モンスターカードを紹介しています。
気になる方は、ぜひ動画をご覧ください。