「湯蔵ちゃんねる」(登録者数 13.2万人)よりご紹介します。
ゆっくり音声を使って、遊戯王のカード紹介やデッキ紹介動画を毎日投稿しているこのチャンネル。
遊戯王で新情報が発表されるとその日のうちに考察を行っており、情報の速さでも人気になっています。
そんな湯蔵チャンネルから今回紹介するのは、『LINK VRAINS PACK1の最強カードベスト5』。
強力カードが目白押しだったことで知られる「LINK VRAINS PACK1」の中でも、特に強いカードを5枚紹介しています。
ライトロード・ドミニオン キュリオス
ライトロード専用リンク……だよね?
ライトロードって名前だけど、実は汎用リンク3なんだよ
キュリオス効果
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/戦士族/攻2400
【リンクマーカー:上/左下/右下】
同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
(2):自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
第5位は《ライトロード・ドミニオン キュリオス》です。
モンスター3体を要求するリンク3となかなか素材の要求は重いものの、召喚に成功した場合に好きなカードを1枚墓地に送る強力な効果を持っています。
また、それに連動している(2)の効果により、更に追加でデッキの上から3枚を墓地に送ることができます。
遊戯王において、墓地は第2の手札とも言える領域です。墓地を多用するデッキにとってこの効果は、実質的に「好きなカードをサーチしつつ、3枚ドローする」効果に近いと言えるでしょう。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》は【ライトロード】というカテゴリ名を冠してはいますが、このことから汎用的なリンク3と扱われ様々なデッキで使われました。
特に海外ではカードパワーを危険視され、禁止カードに指定されています。
聖騎士の追想 イゾルデ
イゾルデ効果
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
こっちも相当なパワーカードだよね
戦士族デッキで展開するテーマってなにがあったっけ?
剛鬼とか焔聖騎士とか色々あるよ
「アーサー王物語」の登場人物をモチーフにしているテーマ【聖騎士】に属するリンクモンスターです。
場に出たときに戦士族をサーチする効果を持っていますが、そのカードは同じターン中に効果を使えず、特殊召喚や通常召喚も行えません。
このカードの本領は(2)の効果であり、装備カードを墓地に落とした上で戦士族を直接場に出すことができます。
この効果により《剛鬼マンジュロック》を場に出し、そこから連続リンク召喚に繋げるのが【剛鬼】デッキの展開の核になっていました。
装備魔法をデッキに多く入れていれば、更に高レベルのモンスターも特殊召喚することができます。
装備魔法によりデッキのスロットこそ圧迫するものの、戦士族であれば何でも特殊召喚できる汎用性の高さにより、第4位にランクインしました。
彼岸の黒天使 ケルビーニ
ケルビーニ効果
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/天使族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
レベル3モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
(2):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
(3):デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、
フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする
攻撃力が500しかないリンク2かぁ……
ほとんど展開の中継としてしか使わないから、攻撃力は関係ないんだけどね
このカードが登場した当初の目的としては、リンク召喚の登場とそれに伴うルール変更により致命的な弱体化を受けた【彼岸】を強化することでしたが、現在では汎用的なパワーカードとして扱われています。
(3)の効果でデッキから好きなレベル3モンスターを墓地に送ることがこのカードを使う理由です。
このデッキからモンスターを墓地に送る行為は効果ではなくコストであるため、《灰流うらら》などの手札誘発カードで無効にできないことが強みです。
しかしながら【彼岸】で使う以上に相性の良いレベル3モンスターも多く存在しており、登場当初から《ダンディライオン》をデッキから墓地に落とし、大量の展開を行う用途で大暴れしていました。
近年では【勇者】の核である《聖殿の水使い》がレベル3であるため、このカードで墓地に送ることで【勇者】としての展開を始めるなど、様々なデッキで展開の潤滑油として使われています。
今後登場するカードによっては規制されてもおかしくないほどのパワーを持っているため、第3位にランクインしました。
第2位、第1位はそれぞれ既にOCGでも規制されている有名カードです。
気になるランキングの続きは、ぜひ動画本編でお確かめください。