「ゆっくり遊戯王CH」(登録者数1.52万人)よりご紹介します。
みなさんは墓守デッキをご存じでしょうか?墓守はOCG3期に登場した遊戯王史上初のテーマデッキ(1つのテーマを中心に組まれたデッキ)です。現在も新規カードが登場しており、根強い人気があります。自分の好きなテーマの新規カードが出るとわくわくしますよね。そんな墓守について「ゆっくり遊戯王CH」さんが詳しく解説してくださっています。その中のキーとなるカードをいくつか挙げていきます。
王家の眠る谷-ネクロバレー
王家の眠る谷-ネクロバレー
フィールド魔法
- フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
- このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
墓守の最重要カードといえるのが、この王家の眠る谷-ネクロバレーです。効果1により、墓守モンスターの攻撃力・守備力が500ポイントアップされます。墓守は星3、星4といった下級モンスターを軸に戦うデッキのため、単純なステータスアップが大きな恩恵となります。また効果2により、墓地に干渉する効果が無効化されるため死者蘇生などの蘇生カードが使えなくなります。このカードは最近主流の墓地を利用して戦うデッキに対して脅威となります。
攻撃力500アップは油断できないな。
②の効果も今の環境には刺さりそうだな。
ネクロバレーは他のデッキにもよく出張されてるカードらしいよ。
王家の生け贄
王家の生け贄
通常魔法
「王家の眠る谷-ネクロバレー」が自分フィールド上に存在している時に発動する事ができる。お互いの手札にあるモンスターカードを全て捨てる。
このカードも3期に登場したカードになります。ネクロバレーにより墓地からの蘇生を封じつつ、手札を強制的に捨てさせることで手札からの展開も防ぐことができます。ネクロバレーとの組み合わせで強力な制圧が可能です。最近登場したカードと勘違いしてしまいそうな性能ですよね。2011年には、当時墓守が流行したこともあり準制限が掛かりました(現在は無制限)。
手札のモンスターを全てハンデス。
強すぎだろ!
墓守だからこそ許されてるカードって感じだね。
墓守の司令官
墓守の司令官
効果モンスターこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「王家の眠る谷-ネクロバレー」1枚を手札に加える。
墓守デッキは基本的にネクロバレーが場に無いと強力な効果を発揮できません。そこでネクロバレーをサーチできるのがこの墓守の司令官です。墓守デッキには必須なカードでしょう。ネクロバレーがあれば攻撃力が2100になるためアタッカーとしても優秀です。
テラフォーミングも積んで、実質デッキの7枚がネクロバレーか。
ネクロバレーが無いと始まらないぜ!
2100あれば下級には大抵勝てるし、サーチも含めて安心感があるね。
墓守の召喚師
墓守の召喚士
このカードが自分フィールド上から墓地へ送られたとき、デッキから守備力1500以下の「墓守」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
遊戯王原作にはイシュタール家という千年アイテムを守る「墓守一族」が登場します。そのイシュタール家と関連したカードがOCGにも登場しています。墓守の召喚師もそのうちの1体で、リシドをモチーフとしています。他にもイシズやマリクをモチーフとしたカードが登場しています。原作に関連したカードが登場するのは胸が熱くなりますね。
原作からの輸入は熱すぎる!
守備力1500以下だからさっきの司令官も対象だね。
性能も優秀だ。
その他墓守カードについて
今回触れてないカードの中に、まだまだ墓守のキーカードがあります。それらのカードについては「ゆっくり遊戯王CH」さんの動画で詳しく解説されています。この記事をきっかけに墓守に興味を持った方は、ぜひ動画もご視聴ください!