「遊戯王ゆっくり情報局」(登録者数 5.95万人)よりご紹介します。
ゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢が遊戯王OCGのカードについて解説するこのチャンネル。
普段構築では注目しないカードや、過去の環境について、また、遊戯王マスターデュエルに今後追加されるであろうカードについてなど、デュエリストがついつい気になってしまう情報がまとまっています!
今回紹介するのは「日本でのみ禁止になっているカード」。
実は遊戯王OCGは、海外の遊戯王(遊戯王TCG)とは禁止や制限になっているカードに違いがあります。
有名なところだと『増殖するG』が挙げられます。日本で遊戯王をするとなると真っ先に3枚投入することが検討されるカードですが、海外では禁止カードに指定されています。
『増殖するG』とは逆に日本では使えず、海外では使い放題なカードたち。どんなカードが挙げられているのか気になる今回のテーマ、ぜひお楽しみください。
動画で紹介されているカードは、動画公開時のリミットレギュレーションで禁止カードに指定されているカードです。
一部、記事公開時点で禁止ではなくなっているカードがあります。
日本と海外では環境が違う!
海外で先に禁止解除されたカードがあるってのは聞いたことがあるぞ。
『サンダー・ボルト』が有名どころかな。日本だと今は準制限になってるね。
この動画で紹介されている『心変わり』も同じく、2023年から日本でも制限カードに緩和されたんだ。
先述したとおり、海外遊戯王と日本の遊戯王は大きく環境が異なっています。
『心変わり』は環境の違いを考えるときにいい例となるカードであり、海外では『増殖するG』が禁止であることで先手が一方的に有利になるところを、『心変わり』のような後手でも強力なカードを使えるようにすることでバランスを取っているのです。
他にも、動画では日本では先行1ターンキルで猛威を振るい禁止になったカード『マジカル・エクスプロージョン』が海外では規制されていないことが紹介されています。
海外は全体的にドローカードに強い規制をかける傾向にあり、『マジカル・エクスプロージョン』を使った先行1ターンキルデッキの安定性が日本と大きく違うことが原因と解説しています。
その他にも多くのカードが海外と日本の環境の違いにより規制されていません。
詳細はぜひ動画でもご確認ください。
海外と日本でテキストが違うカード!?
あれ!? これも1ターンキルで使われて禁止になってるよな!?
『アークロード・パラディオン』みたいな攻撃力の上がるカードを破壊して先行1ターン目で勝っちゃうんだよ。
海外だとテキストが違ってそのコンボができないんだよ。
普通だとどちらかにテキストが統一されるから、非常にレアケースな例だね。
破滅竜ガンドラXのテキスト
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの内、攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
自分のLPを半分にする。
日本のテキストだと破壊した時点のモンスターの攻撃力を参照するため、攻撃力を8000以上に上げたモンスターを用意してから出すことで、一瞬で相手に勝つことができます。
ところが、海外では(1)のテキストが「元々の攻撃力」を参照するようになっているため、攻撃力が素で8000以上あるカードが存在しない遊戯王では1ターンキルをすることができません。
通常、海外と日本のカードでテキストに差異がある場合、先に登場したテキストに統一されるのですが、このカードは日本で先行登場したカードなのにも関わらずテキストが違ったままになっているため、海外では禁止されていません。
あの最強カードが海外では使用可能!
ええ!? 最強カードだぞ!?
遊戯王史上最強のカードにも数えられるこのカードも、海外だと無制限なんだよ。
日本だと環境を破壊しつくした『超魔導騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が、なんと海外では3枚使用可能です。
日本で遊戯王をしているとこのカードが使い放題なんて考えられないことですが、やはり海外ではカードについての評価も異なります。
『超魔導騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』のお供として現在は禁止になっているカード『捕食植物ヴェルテ・アナコンダ』も、海外では長らく3枚使用できたことなども衝撃的です。
この記事で紹介したカード以外にも数多くのカードについて かなり詳細に解説しています。
ぜひ動画でもご確認ください。