「はんじょうのカードショップ」(登録者数 10.4万人)よりご紹介します。
任天堂の開催するスプラトゥーンの超大型で優勝したほど、スプラトゥーンの上位プレイヤーとして有名なストリーマーのはんじょうさん。
ゲームを中心に配信するストリーマーとして活躍する一方で、秋葉原にカードショップを開店するほどカードゲームを愛しています。
今回は、はんじょうさんとゲーム実況の盟友3人(とりっぴぃ、愛の戦士、なな湖)の4人からなるグループ「神殿花鳥」で行った、ポケモンカードのトーナメントの決勝戦を紹介します。
拡張パック「スノーハザード」、「クレイバースト」発売後の新環境で行われたこのトーナメント。
最強のプレイヤーは誰になるのでしょうか。
対戦開始!
うおー始まった!お互いどんなデッキなんだろう
まだわからないなぁ……今わかるのはARのリオルが可愛いってことだけだね
神殿花鳥トーナメントは新しい拡張パックが発売されたときに、新カードを中心にしたデッキを4人で持ち寄って行うトーナメントです。
神殿花鳥の中でもはんじょうさんととりっぴぃさんはポケモンカードへの造詣が深く、このトーナメントでも決勝戦の常連になっています。
最初のバトルポケモンは、はんじょうさんが《リオル》、とりっぴぃさんが《コスモッグ》でした。
先攻のとりっぴぃさんは《ビッパ》、《ホシガリス》、《ハネッコ》とベンチに並べていき、スタジアムである《テーブルシティ》も置きました。
着々と次の番以降の準備を整えていきます。
はんじょうさんは、とりっぴぃさんの置いた《テーブルシティ》を利用してから《災いの荒野》にスタジアムを張り替えます。
闘ポケモン以外の逃げるためのエネルギーを1つ多くするこのスタジアムは、はんじょうさんのデッキのキーカードです。
そして2枚の《バトルVIPパス》!一気に4枚のたねポケモンをベンチに並べることに成功しました。
とりっぴぃさんもなかなかの第1ターンでしたが、はんじょうさんはそれを遥かに凌ぐスタートダッシュを決めることができました。
蹂躙開始……?
とりっぴぃさん、ビーダルを引かなかったァー!
ここでビーダルに進化できないのはかなり痛いね
手札がもう無いよ~
序盤の滑り出しこそ良さそうだったものの、手札が枯れており《ビーダル》等のドローソースを引けなければかなり厳しい状況のとりっぴぃさん。
《テーブルシティ》を起動するものの、無情にもコインは裏。結局このターンは《ビーダル》を手札に加えることができず、ほとんど動くことができませんでした。
それに対して、はんじょうさんは《ハイパーボール》から《ビーダル》を用意し進化。さらに特性「はたらくまえば」でカードを引き、《博士の研究》でも7枚ドローと、大量のドローを行いデッキを回していきます。
そしてデッキのエースである《キラフロル》をバトル場に出しました。毎ターンの終わりに60ダメージの毒ダメージを与えるこのカードで、とりっぴぃさんを蹂躙してしまうのでしょうか。
反撃なるのか?
とりっぴぃさんはワタッコデッキかぁ。でもれんげきの方を使ってるね?
ある事情で、新カードのワタッコは今全然強く使えないからね……
とりっぴぃさんはれんげきの《ワタッコ》を場に出し、特性「わたげれんだ」で2回攻撃を行います。
しかし《キラフロル》のHPは130。2連撃でも10残ってしまいます。
本来、とりっぴぃさんは拡張パック「クレイバースト」に収録されていた《ワタッコ》を軸にしてデッキを構築しており、相手のバトル場とベンチの両方のポケモンにダメージを与えていく戦略でした。
しかしながら、はんじょうさんは最初の番に使った《バトルVIPパス》でしっかり《マナフィ》をベンチに用意しており、特性の「なみのヴェール」によりベンチのポケモンにダメージが入らないように対策していました。
つまり、はんじょうさんの最初の番でとりっぴぃさんの戦略はほとんど瓦解してしまっていたのです。
しかも《キラフロル》は倒されてしまっても、コイン投げに勝つと相手はサイドを取ることができません。
デッキの構造としても天敵で、現状サイドレースも不利な状況。ここからとりっぴぃさんが逆転することはできるのでしょうか?
勝負はここから中盤戦です。続きはぜひ動画でご覧ください。