【遊戯王】歴代無能フィールド魔法10選！

「ゆっくり遊戯王ch」(登録者数1.56万人)よりご紹介します。

「ゆっくり遊戯王ch」は、遊戯王の歴史やカードについて動画投稿しているゆっくり解説です。
今回紹介する動画は、フィールド魔法カードには壊れ性能をしたカードや無能すぎるカードもあります。
今回は、無能なフィールド魔法カードを紹介していきます。

オレイカルコスの結界

2012年に発売された「EXTRA PACK 2012」に登場したカードです。

海人

デュエル中に1枚しか発動できないのか。

1枚しか使えないけど、効果は5つもあるね。

游輝

《オレイカルコスの結界》は、デュエル中に1枚しか発動できませんが、効果を5つも持っています。
メリット効果とデメリット効果を持っており、メリットでは、自分フィールドのモンスターの攻撃力を500アップや1ターンに1度だけ効果では破壊されないなどがあります。
一方、デメリットでは、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できず、このカードの発動時の効果処理として、自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て破壊します。

《オレイカルコスの結界》が無能と言われているのは、デメリット効果もありますが、主な理由はアメリカのプロモ版から弱体化を受けていることです。
プロモ版の効果も5つあり、「このカードはいかなる場合にも無効にならず、破壊および除外することもできない」や「このカードを手札から墓地に送る事で、あらゆるカードを無効にし破壊する」などがあります。
プロモ版は公式戦で使用できないことになっていますが、プロモ版に比べるとOCG版の《オレイカルコスの結界》は、弱体化されて無能なカードになってしまっています。

ヴェノム・スワンプ

2007年に発売された「TACTICAL EVOLUTION」に登場したカードです。

海人

ヴェノムカウンター1つにつき、攻撃力500ポイントダウンは強いね。

ヴェノムモンスターによってヴェノムカウンターが置かれた時も発動するけど、破壊効果の発動条件は異なっているんだ。

游輝

《ヴェノム・スワンプ》は、ヴェノムカウンターを駆使して戦う爬虫類族テーマのヴェノム専用フィールド魔法となっています。
効果は、お互いのエンドフェイズに、フィールド上の「ヴェノム」モンスター以外の表側表示のモンスターにヴェノムカウンターを1つ置きます。
ヴェノムカウンター1つにつき、攻撃力500ポイントダウンさせ、この効果で攻撃力が0になったモンスターを破壊します。

しかし、《ヴェノム・スワンプ》とヴェノムモンスターと噛み合っていない点があります。
ヴェノムモンスターもヴェノムカウンターを1つ置くことができます。
別のヴェノムモンスターでヴェノムカウンターが置かれた場合にも攻撃力が500ポイント下がりますが、それにより攻撃力が0になっても《ヴェノム・スワンプ》で置いたヴェノムカウンターにより攻撃力が下がったわけではないため、破壊することができません。
ヴェノムモンスターと組み合わせても破壊効果を使うことができず、残念なフィールド魔法になっています。

飛竜艇ーファンドラ

2018年に発売された「デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ」で登場したカードです。

海人

効果の発動条件が重いね。

2つ目の効果の自分フィールドに「空牙団」モンスター5種類以上が一番難しいね。

游輝

《飛竜艇ーファンドラ》は、「空牙団」の専用フィールド魔法です。
2つの効果があり、1つ目の効果は、自分ドローフェイズのドロー前に発動でき、通常のドローの代わりに、デッキから「空牙団」モンスターを1体を手札に加えることができます。
2つ目の効果は、自分フィールドに「空牙団」モンスターが5種類以上存在する場合、フィールドゾーンのこのカードを墓地へ送り、相手フィールドのカードを破壊できます。
発動後は、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になります。

《飛竜艇ーファンドラ》は、サーチ効果と全体除去効果を持っていますが、デッキに採用されてることはほとんどありません。
その理由は、発動の遅さと発動条件の重さにあります。
1つ目の効果は、自分ドローフェイズの時にしか発動できず、通常ドローの代わりになるだけなので、アドバンテージを取ることもできません。
2つ目の効果では、発動するために自分フィールドに「空牙団」モンスターを5種類以上用意する必要があり、発動後は、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になるデメリットもあります。
採用例がほとんどないような残念なフィールド魔法です。

この他にも7枚、歴代無能フィールド魔法を紹介しています。
気になる方は、ぜひ動画をご覧ください。